Will Penny (1968) / ウィル・ペニー

『ウィル・ペニー』(原題: Will Penny)は、1968年のアメリカ合衆国の映画。 トム・グライス監督、チャールトン・ヘストン主演の西部劇で、二人はこの後、二作品でタッグを組んでいる。

Will Penny (1968) / ウィル・ペニーのあらすじ

腕のいい初老のカウボーイ、ウィル・ペニー(チャールトン・ヘストン)は、テキサスからのキャトル・ドライブ(牛追い)で、カンザスシティーへと伸びる鉄道の支線までやってきた。雇い主のアンス・ハワード(G・D・スプラッドリン)からその腕をみこまれて更なる同行を誘われたが、その仕事を若者に譲り、ブルー(リー・メジャース)とダッチー(アンソニー・ゼルブ)とともに再びテキサスへと南下する。
だがその旅の途中、野生の鹿の狩猟をめぐってならず者のクィント(ドナルド・プレザンス)一家と揉め事になり、相手の一人を撃ち殺してしまう。連れのダッチーも重傷を負い、医者を探してさらに南下する途中、ケートロン交易所で、オハイオからオレゴンへと向かうアレン親子(ジョーン・ハケット、ジョン・フランシス)と知り合いになる。
ウィル達はアルフレッドの町に到着し、ダッチーを医者に診せる。ウィルは二人と別れてただ一人、紹介されたフラットアイアン牧場へ向かう。ウィルは運良く雇ってもらえることとなり、冬の間一人で広大な牧場の境界付近を見回ることとなった。
ウィルが見回りの拠点となる山小屋へ到着すると、そこにはオレゴンへの道案内人に置き去りにされてしまったアレン親子が居た。役目がら、ウィルは親子に立ち退くように命令し、そのまま牧場の見回りに出たところ、恨まれて付け狙われていたクィント一家に襲われてしまう。ウィルは大怪我を負わされた上に身ぐるみはがされ、冬山に放置されてしまったが、必死で山小屋までたどり着き、アレン親子の看病を受けて、なんとか生き延びることができた。
ウィルは、命の恩人であるアレン親子を山小屋から追い出せなくなってしまい、間近に迫った冬に備え、冬越えの準備に追われていく。三人は交流を深め、ウィルは生まれて初めて家庭の暖かさを知る。自分の感情にとまどいながらも幸せに過ごした一時期だったが、クリスマスも間近なある夜、またもクィント一家が山小屋に乱入してくる。
ウィルたちは奴隷か使用人のように働かされ、キャサリンはクィントの二人の息子との結婚を強要される。ウィルとキャサリンは計画を練り、隙をついてウィルは逃げ出すことに成功した。自分を探しに来たブルーとダッチに遭遇したウィルは山小屋に引き返し、二人の応援を受けてクィント一家を撃退する。
不審な事態を察したアレックス(ベン・ジョンソン)たちも牧場の母屋から駆けつけ、騒ぎは収まる。だがそれはウィルとアレン親子の別れの時でもあった。キャサリンから愛を打ち明けられても、ウィルにはそれを受け止めるだけの自信も残された時間もない。 ウィルは牧場を辞め、アレックスにアレン親子を託し、ブルーとダッチとともに南へ帰っていった。(wikipedia)

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