Stagecoach (1939) / 駅馬車

『駅馬車』(えきばしゃ、原題: Stagecoach)は、1939年のアメリカ映画。監督は西部劇の巨匠と呼ばれるジョン・フォード。主演は当時はまだB級活劇映画に出演していた三流俳優だったジョン・ウェインで、この演技を機にフォード作品の看板俳優として主演を務めていくようになり、一躍大スターになった。

西部劇ではあるが、物語は駅馬車に乗り合わせた人々の人間模様が中心で、終盤にアパッチ襲撃と決闘という2つのクライマックスが描かれている。アパッチ襲撃のシーンは大胆なクローズアップによる撮影やヤキマ・カヌート(英語版)による見事なスタントで、スピーディーかつダイナミックなアクションシーンとなり、アクション映画史上不朽の名場面となった。
アメリカの西部劇映画を語る上で欠かせない名作であり、映画史を代表する傑作として。高く評価されている。

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Stagecoach (1939) / 駅馬車のあらすじ

トント発・ニューメキシコ州ローズバーグ行きの駅馬車に、町から婦人会(モラリティ・リーグ)によって追い出される娼婦・ダラス(クレア・トレヴァー)、アルコール中毒の医者・ブーン(トーマス・ミッチェル)、バージニアから来たマロイー騎兵隊大尉の妻・ルーシー(ルイーズ・プラット)、酒商人・ピーコック(ドナルド・ミーク)が乗り合わせる。さらに出発の際、南部出身の賭博師・ハットフィールド(ジョン・キャラダイン)が「マロイー夫人の護衛」として乗り込んだ。御者のバック(アンディ・ディバイン)とカーリー・ウィルコック保安官(ジョージ・バンクロフト)が加わり、駅馬車は出発する。
5万ドルを横領し、ローズバーグへ逃げるつもりの銀行家ヘンリー・ゲートウッド(バートン・チャーチル)がトントの町はずれで駅馬車に乗り込んでしばらく後、父と兄弟を殺された敵討ちとして、脱獄し500ドルの懸賞金を懸けられながらローズバーグに向かう青年リンゴ・キッド(ジョン・ウェイン)が乗車する。カーリー保安官とバックは共にリンゴの友達であるが、カーリーは「リンゴがプラマー兄弟と決闘しても殺されるだけ」と思い、あえてリンゴを逮捕した。またブーン医師は、かつてリンゴの殺された弟を治療したことがあった。
駅馬車は最初の停車駅(ドライフォーク)に到着するが、トントから随行してきた護衛の騎兵隊との交代の部隊がいなかった。ジェロニモがアパッチ族を率いて居住地を出た情報がある中、護衛なしで前進してローズバーグを目指すか、引き返すかの投票が行われ、ローズバーグに向かうことに決定する。

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