Fort Apache (1948) : アパッチ砦

『アパッチ砦』(原題: Fort Apache)は、1948年製作のアメリカ映画。ジョン・フォード監督作品。
ジェームズ・ワーナー・ベラの原作をもとに製作された、ジョン・フォードの作品の中で知られている『騎兵隊三部作』の第一作。カスター中佐率いる第七騎兵隊の全滅をモデルにしており、後年の三部作の2作『黄色いリボン』、『リオ・グランデの砦』と比較すると、若干毛色の違う作品でもある。

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Fort Apache (1948) / アパッチ砦のあらすじ

南北戦争において、失策を犯してしまったサースデイ将軍(ヘンリー・フォンダ)は中佐に階級を下げられ、アパッチ族との紛争が絶えない辺境のアパッチ砦に左遷させられる。早速、サースデイは娘のフェラデルフィア(シャーリー・テンプル)を連れて赴任した。
そこには、現場の情勢を熟知している古参のヨーク大尉(ジョン・ウェイン)や、後方部隊への配属を心待ちにしているコリングウッド大尉(ジョージ・オブライエン)などがいた。しかし、サースデイは軍規至上主義の武骨一点張りな石頭で、早速そこの砦の騎兵隊員たちの服装が乱れている事を指摘して、風紀を取り締まろうとする。そして早く将軍に戻りたいが故に手柄を立てようと、隊員たちに厳しい戦闘訓練を課したり、ヨーク大尉やコリングウッド大尉などと意見を衝突させていた。
一方、アパッチ砦にいるオローク軍曹の息子で、士官学校を卒業したマイケル・オローク中尉(ミッキー)(ジョン・エイガー)が帰ってきた。久々の親子の再会を喜ぶミッキー。そんな中、ミッキーとフェラデルフィアは互いに惹かれ始める。

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