Shane (1953) : シェーン

『シェーン』(Shane)は、1953年、パラマウント映画製作のアメリカの西部劇映画。カラー。原作は1949年に書かれたジャック・シェーファーの小説。
1953年のアカデミー作品賞、監督賞、脚色賞ノミネート、撮影賞(カラー部門)を受賞。また、助演男優賞にブランドン・デ・ワイルドとジャック・パランスがノミネートされた。

監督:ジョージ・スティーヴンス
出演:アラン・ラッド、ヴァン・へフリン、ブランドン・デ・ワイルド、ジャック・パランス

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Shane (1953) / シェーンのあらすじ

流れ者のガンファイター、シェーン(アラン・ラッド)がたどり着いたワイオミング州ジョンソン郡の開拓地は、悪徳牧畜業者のライカー一味の暴虐に苦しめられていた。シェーンは、当初ジョー・スターレット(ヴァン・ヘフリン)らの開拓農民たちから疎まれるが、やがて和解する。
ジョーやその息子ジョーイと友情を結ぶシェーンだったが、ジョーの妻マリアンは彼に惹かれ、またシェーンも彼女に惹かれてゆく。
ライカー一味たちの弾圧はエスカレートし、ライカーは殺し屋のウィルソン(ジャック・パランス)を雇う。彼らは開拓農民の一人を殺害するが、その暴虐に、農民達は結束して立ち向かうことを決意する。この抗争に終止符を打つため、ライカーに独りで会いに行こうとするジョーだったが、シェーンはこれを力ずくで止め、独りライカー一味の元へ向かう。
ライカー一味やウィルソンとのガンファイトに、シェーンは勝利する。物陰から彼を狙い撃とうとしたライカーの弟は、追いかけて来たジョーイのとっさの一言で、シェーンに返り討ちにされる。しかし、シェーンもまた撃たれていた。
「シェーン!!カムバック!!」必死でひきとめるジョーイの叫びを背景に、シェーンはワイオミングの山へと去っていった。「グッバイ!シェーン…」。ジョーイの最後の別れの声に送られるように。

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